ダイキンの高級機RXシリーズの23畳モデルであるS71WTRXPは外気の水分を取りこんで無吸水で加湿ができたり、AIによって湿度まで制御する快適運転ができたりと高級機らしい機能が搭載されています。
そんな高級エアコンですが実際に使っている方から貴重な口コミをいただきましたのでご紹介したいと思います。
空気が綺麗で快適な温度と湿度の空間をボタン一つで作ってくれる高性能エアコン
大きな窓が複数あり、約24畳の吹き抜けのあるリビング・ダイニング・キッチンで使用しています。
私の住んでいるところは寒冷地なので、12月に入ってから平日は朝晩、休日は晴れている日は朝晩のみ、曇りや雨天は一日中使用しています。
1月現在、朝の外気温は氷点下3度くらいで、室内温度は10度前後で「快適エコ自動」で運転を始めると、およそ1時間で室内温度が18度くらいになります。16度を過ぎると暖かくなってきたなと感じ、18度を過ぎると暑く感じますが、自動運転を放置しておくと、20度近くまで温度が上がるため室温が19度になると消してしまいます。
寒い朝はエアコンの風が床に向け下に出るため、子供が着替えでエアコンの下に集まりますが、エアコンからの風量は結構強く、エアコンの風が直接当たるエアコン近くはあまり快適ではありません。
室内機の運転音は立ち上げ時を除き(立ち上げ時はゴーッとしっかり風を出しています)比較的静かですが、その分、室外機の音が感じられるようになりました。室外機の静音性能は室内機ほど向上していないのかもしれません。
吹き抜けで空間面積が大きく、暖かい空気が上に上がってしまうため、普通に考えると暖まりにくい空間ですが、ファンが天井についていますが、これを回しても回さなくても暖房の効きに大差がありません。おそらく、エアコンが風を上手くコントロールしているせいだと思います。ファンを回すとかえって寒い空気が下に来てしまうため、エアコンだけに任せておいた方が快適な体感温度をつくってくれます。
このエアコンは湿度コントロールができるということで購入しましたが、「快適エコ自動」運転で、特段、「湿度高め」設定をしなくても、加湿器なしでも乾燥しません。併せて、すごく潤っている(必要以上の湿度を感じる)感もないので快適に過ごせます。結露はサッシ性能が良いせいもあるかもしれませんが殆どありません。
部屋の中で温度のムラはあまり気になりませんが、我が家の部屋の特性上、大きな窓の床近くは寒く、吹き抜けの上下の温度差は生じますが、許容範囲です。特に、センサーで人がいるところをめがけて風を送ってくるエアコンがありますが、このエアコンは全体をムラなく暖めてくれるため、風が当たる、一定の場所から動くと寒いといったことがなく快適です。
お掃除はフィルター自動お掃除機能がついているので、停止後ウィーンと音を立てながら数分間掃除をしています。掃除時間が長く掃除の音が聞こえる(エアコンを消してしばらくたってから、音がしているので、消したはずなのに何で動いているんだろうと思って、エアコンを見ると掃除をしています。)のが少し気になります。
エアコンを開けてみましたが、お掃除で集めたほこりがちゃんとダストボックスにたまっていて、これを捨てれば良いだけですのでお手軽です。ただし、薄い網のフィルターに幾分ほこりがついているため、これを手で掃除しなければいけないかもしれません。
お掃除機能のせいなのか、「ストリーマ空気清浄」機能のせいなのか、エアコン運転下で、空気が大変綺麗な気がします。アレルギーの症状がある子供の症状が若干和らいだように感じます。
電気代は12月の電気代が8年前の機種とくらべて月1000円ほど安くなりました。11月と比較するとこのエアコン単体で3000円くらい消費しているようです。
リモコンはオン(快適エコ自動)・オフ(停止)のボタンに蛍光塗料があり、かつ、バックライト付きの大きな液晶画面で見やすいのですが、厚みもありますし無駄に大きいような気がします。便利なのはスマホでエアコンをコントロールできる点です。帰宅前にエアコンをつけておけば暖かい部屋に帰ることができます。
長野県 たま
ほとんどおまかせでオッケーな1台
風が直接当たる場所があまり快適ではないのはしかたがありませんが、湿度まで管理してくれ、温度のムラなくきっちりと部屋全体を温めてくれるのはさすが高級機といったところですね。